ヒマラヤの岩塩の起源は、かつて存在したテチス海の海塩と言われています。
数億年前に存在していた今の大陸が全部くっついていたパンゲア超大陸が分裂し移動を開始しました。
現在のインドやパキスタンのあるインド亜大陸が移動した際にテチス海を陸に閉じ込め、塩湖になり、塩が結晶化しはじめました。
その後大陸同士の衝突によってヒマラヤ山脈ができるほどの地殻変動を起こし、閉じ込められたテチス海は干上がり、その成分は長い時間をへて結晶化し岩塩とり、ヒマラヤ山脈に巨大な岩塩層(ソルトレンジ)を形成、採掘される場により様々な味、性質を持つ岩塩となりました。
ヒマラヤブラック岩塩はその中でも硫黄の香りが特徴的な酸化還元力が強く、多くの種類のミネラル成分を含む岩塩となります。
他の岩塩にはない特徴として、水に溶かすと水素が発生し、このため酸化還元力が強く、活性酸素の除去やデトックスに期待が寄せられています。
入浴剤として使うとホワイト岩塩やピンク岩塩に比べ発汗作用が強く、水素浴に加え、ミネラル浴、硫黄成分による硫黄泉浴も楽しめます。
ブラック岩塩成分表(100g当り:推定値)(財団法人日本食品分析センター調べ)
熱量(kcal) | 1kcal | 鉄 | 60.6mg |
タンパク質 | 0g | マンガン | 1.35mg |
脂質 | 0.1g | 硫黄 | 0.74g |
炭水化物 | 0g | マグネシウム | 30.8mg |
食塩相当量 | 94g | カルシウム | 102mg |
カリウム | 555mg | 大腸菌群 | 陰性 |